トップページ > レシチン、卵黄コリンの基本「コリンが脂肪肝を防ぎ肝機能をよくする」

卵のレシチンには血液中の善玉コレステロールを増やす作用があります。善玉コレステロール値の高い人を、ヨーロッパやアメリカでは長寿症候群、つまり「長生きする人たち」とよんでいます。
このレシチンが脳をサポートし、「記憶の老化」を防ぐ働きがあることもわかってきています。認知症やアルツハイマー病が社会問題となっている今、関心が高まっています。
毎日卵黄レシチンを召し上がることにより、健康の維持に役立てていただければと思います。

レシチン、卵黄コリンの基本「コリンが脂肪肝を防ぎ肝機能をよくする」

  • レシチン、卵黄コリンの基本

    • 「コリンが脂肪肝を防ぎ肝機能をよくする」

卵一個(60グラム)のなかには、レシチンが1.33グラム含まれていると前に申し上げましたが、1.33グラムのレシチンのなかにコリンが0.18グラム含まれています。

また、このコリンからアセチルコリンが作られ、神経伝達を行う、と前項で申し上げました。

アメリカのワートマン博士は1982年に、レシチンを毎日の食事に補うと老人ボケの治療になるとか、一般の成人や児童に対してもレシチンを供給すれば、脳の学習能力や記憶力などの強化改善に役立つと発表している、とも前述しました。

脳の働きに関与しているのは、レシチンに含まれているコリンであるわけですが、このコリンは肝臓の働きにも関与していることがわかっています。

1923年にノーベル医学賞を受けたアメリカのバンチング博士が、犬を使って実験的に糖尿病を発症させようとして、膵臓を除去し、糖尿病とインシュリンの関係を確認しています。

ところが膵臓を除去すると、アルコールを飲み過ぎたときに生ずる肝臓に脂肪が多量にたまる現象がおきたといいます。

つまり脂肪肝の状態になったのです。

それで、膵臓に脂肪肝を抑える物質があるのではないか、と研究し、コリンを発見したのです。

その後、幼若ネズミにコリン欠乏食を短期間投与すると、あとでコリンを含んだ正常な食事を与えても成長してから高血圧になりやすいとか、コリン欠乏食を与えておくと実験動物の腎臓に出血がおこりやすいなどの報告があります。

また年をとったネズミにコリン欠乏食を与え続けると肝硬変が発生するという報告もあります。

<続く>

上記の通りアセチルコリンによって認知症やアルツハイマー病が改善されたり、一般の成人や児童に対しても脳の学習能力や記憶力などの強化改善に役立つ可能性があると発表されています。

このアセチルコリンが豊富に含まれるレシチン=卵黄コリンの健康効果にご興味がある方は、レシチン=卵黄コリンサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

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