トップページ > レシチン、卵黄コリンの基本「卵黄には大豆の23倍ものリン脂質」

卵のレシチンには血液中の善玉コレステロールを増やす作用があります。善玉コレステロール値の高い人を、ヨーロッパやアメリカでは長寿症候群、つまり「長生きする人たち」とよんでいます。
このレシチンが脳をサポートし、「記憶の老化」を防ぐ働きがあることもわかってきています。認知症やアルツハイマー病が社会問題となっている今、関心が高まっています。
毎日卵黄レシチンを召し上がることにより、健康の維持に役立てていただければと思います。

レシチン、卵黄コリンの基本「卵黄には大豆の23倍ものリン脂質」

  • レシチン、卵黄コリンの基本

    • 「卵黄には大豆の23倍ものリン脂質」

コリンは過去に、生体内では合成されないと考えられていて、食物から摂取しなければならないビタミンBグループの栄養素とされてきましたが、最近、生体内で合成されることが知られてビタミンから外されています。

しかし、コリンは細胞膜のなかに存在しているだけでなく、神経伝達や代謝などの各種の生理作用に関係していることが、前述した動物実験の結果からも判明し、できるだけ日常の食生活でコリンを多く供給することが必要であるといわれています。

コリンを多くとるということは、レシチンを多くとることと同じ意味になります。レシチンは卵に最も多く含まれていますので、毎日卵を食べることは、身体の働きを正常に保つために非常に大切であることがわかります。

ところで卵黄以外にレシチンを多く含む食物に大豆があります。

一般にレシチンとして使われているのは大豆レシチンですが、この場合の大豆レシチンとは、広義のレシチン、つまり大豆のリン脂質をさしています。

大豆と卵黄に含まれているリン脂質の量、およびそのなかに含まれているホスファチジルコリンの量を比較しますと、下の表のとおりです。



つまり、卵黄には大豆の23倍ものリン脂質が含まれ、そして卵黄のリン脂質中には、大豆リン脂質の2.5倍ものホスフアチジルコリンを含んでいます。

また、表に示しているように、ホスファチジルコリンの13.5%がコリンです。このコリンが脳の働きをよくするアセチルコリンの原料になるのです。

<続く>

アセチルコリンによって認知症やアルツハイマー病が改善されたり、一般の成人や児童に対しても脳の学習能力や記憶力などの強化改善に役立つ可能性があると発表されています。

このアセチルコリンが豊富に含まれるレシチン=卵黄コリンの健康効果にご興味がある方は、レシチン=卵黄コリンサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

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