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卵のレシチンには血液中の善玉コレステロールを増やす作用があります。善玉コレステロール値の高い人を、ヨーロッパやアメリカでは長寿症候群、つまり「長生きする人たち」とよんでいます。
このレシチンが脳をサポートし、「記憶の老化」を防ぐ働きがあることもわかってきています。認知症やアルツハイマー病が社会問題となっている今、関心が高まっています。
毎日卵黄レシチンを召し上がることにより、健康の維持に役立てていただければと思います。

レシチン、卵黄コリンの基本「認知症(痴呆症)患者への臨床試験結果」

  • レシチン、卵黄コリンの基本

    • 「認知症(痴呆症)患者への臨床試験結果」

日本で認知症(痴呆症)ネズミに対して卵黄レシチンを投与してどのような効果が得られるか、テストが続けられ、その結果が日本認知症学会と日本栄養・食糧学会や学術論文で発表されました。

認知症(痴呆症)ネズミに対して、2〜3週間、卵黄レシチンとビタミンB12の両方を高濃度に含んだエサを与えると、正常の若いネズミほどではないものの、避難場所に辿り着くまでの時聞をたしかに短縮することができました。

卵黄レシチンあるいはビタミンB12を単独投与したのは、いずれも効果がなく、両者を併用することが必要であることをこの実験結果は教えてくれたのです。

この動物実験の成果を見て、高知医科大学では、高知県の病院、老人ホームの入院患者から、中等度のアルツハイマー型認知症(痴呆症)患者七名を選んで、精製卵黄レシチン(ホスファチジルコリンとして五グラム)とビタミンB12を50μgを含有した固形乾燥品を、一日に二個、12週間、毎日経口摂取してもらったのです。

そして四週間毎に知的機能検査、精神機能検査、血液検査などを行っています。

その結果、12週間後には、七名中五名に何らかの症状改善が見られたといいます。

とくに精神機能、なかでも感情面での改善が目立ったそうです。

この研究成果は、日本認知症(痴呆症)学会で、高知医科大学によって発表されました。

血液検査結果を見ますと、血中コリンおよびビタミンB12濃度は、七名全員において上昇していることがわかります。

とくに注目したい点は、総コレステロール量は全員横ばいですが、善玉コレステロール(HDL)量が七名中六名について上昇しています。

横ばいの一人は、90歳の女性で、対象者のなかで最高齢でした。

レシチンをたくさん摂取すると善玉コレステロールが増えるといわれていることを、この血液検査が証明していると思います。

中性脂肪値は四人が横ばい、二人が低下、一人が上昇しています。

臨床試験結果は大成功とまではいえませんが、これまでに開発された薬と同程度の結果が得られたといいます。

副作用のあり得る薬剤と異なり、食品である卵黄レシチンによって、アルツハイマー型認知症(痴呆症)に対する効果が期待できることは大変な朗報であるといえます。

ボケのもう一つの原因である脳血管性認知症(痴呆症)に対してもおそらく同様な効果が期待でき、また善玉コレステロール値が上昇していることから、卵黄レシチンが脳血管性認知症(痴呆症)の予防に役立つのではないか、と一層期待できるわけです。

<続く>

アセチルコリンによって認知症やアルツハイマー病が改善されたり、一般の成人や児童に対しても脳の学習能力や記憶力などの強化改善に役立つ可能性があると発表されています。

このアセチルコリンが豊富に含まれるレシチン=卵黄コリンの健康効果にご興味がある方は、レシチン=卵黄コリンサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

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