トップページ > レシチン、卵黄コリンの基本「コレステロールは身体に大切な栄養素」

卵のレシチンには血液中の善玉コレステロールを増やす作用があります。善玉コレステロール値の高い人を、ヨーロッパやアメリカでは長寿症候群、つまり「長生きする人たち」とよんでいます。
このレシチンが脳をサポートし、「記憶の老化」を防ぐ働きがあることもわかってきています。認知症やアルツハイマー病が社会問題となっている今、関心が高まっています。
毎日卵黄レシチンを召し上がることにより、健康の維持に役立てていただければと思います。

レシチン、卵黄コリンの基本「コレステロールは身体に大切な栄養素」

  • レシチン、卵黄コリンの基本

    • 「コレステロールは身体に大切な栄養素」

最近、コレステロールはまるで悪役のようにとり扱われていますが、人間の身体のなかでコレステロールが大切な働きをしていることを知っておいていただきたいと思います。

卵一個(60グラム)のなかには、良質たんぱく質6.45グラム、レシチン1.33グラム、コレステロール0.23グラムが含まれており、カロリー数は97.2キロカロリーです。

その他にカルシウム、ビタミン、ミネラル類が豊富に含まれていますが、このなかでとくにコレステロールを0.23グラム含んでいることが問題視され、卵を悪者扱いにすることが多いようです。

しかし、卵からヒヨコが生まれることでおわかりのように、卵のなかには生体に必要なものがバランスよく含まれていて、決してむだなものはないのです。

コレステロールも生体に必要不可欠な物質であるわけです。

人間の身体は、体重60キロの人で約60兆個の細胞から成り立っているといわれていますが、その細胞膜はレシチンで作られ、それを補強するためにたんばく質やコレステロールが配置されている、と前に述べました。

卵に含まれているたんぱく質6.45グラム、レシチン1.33グラム、コレステロール0.23グラム、つまり、8対1.7対0.3の比率は、そのまま動物の身体が必要としている比率と考えてよいのではないかと思います。

レシチンは人間の脳の4〜8%を占めています。また肝臓中の全脂肪の約73%がレシチンであり、神経を包む髄鞘の大部分もレシチンです。つまりレシチンは全細胞を構成している外に、脳や肝臓、髄鞘に重点配備されて大切な役割を受け持っているのです。

レシチンは肝臓で合成されていますが、身体のなかで多く使用されていますので、レシチンを含む食物をできるだけ多く食べることも非常に大切なことです。

それからコレステロールも細胞のなかに含まれている外に、ホルモンなどの原料になり大切な働きをしています。

まずコレステロールは体内の代謝等に重要な副腎皮質ホルモンの原料になります。いずれもステロイドで多くの種類があります。

また性ホルモンやビタミンD、胆汁酸などもコレステロールから作られます。

胆汁酸は脂肪の消化に欠かせない消化液ですが、肝臓で合成され胆のうで濃縮されて、レシチンとともに十二脂腸に運ばれ、消化液として分泌されます。

ホルモンを急に分泌するとか、原料としてコレステロールを急いで必要とする場合には、肝臓はレシチンとともにコレステロールをリポたんぱくの形に作り、必要とする器官へ緊急輸送します。

この場合、レシチンは運び屋になるわけです。

コレステロールは、レシチンとパートナーを組むことによってはじめて、機能を発揮することができるのです。

コレステロールもやはり肝臓で作られ、通常、毎日1グラム合成されています。

それから食物としてとるコレステロール量は0.2〜0.5グラムぐらいです。

この程度であれば、とくに異常な状態と考える必要はありません。

<続く>

さてアセチルコリンによって認知症やアルツハイマー病が改善されたり、一般の成人や児童に対しても脳の学習能力や記憶力などの強化改善に役立つ可能性があると発表されています。

このアセチルコリンが豊富に含まれるレシチン=卵黄コリンの健康効果にご興味がある方は、レシチン=卵黄コリンサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

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