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卵のレシチンには血液中の善玉コレステロールを増やす作用があります。善玉コレステロール値の高い人を、ヨーロッパやアメリカでは長寿症候群、つまり「長生きする人たち」とよんでいます。
このレシチンが脳をサポートし、「記憶の老化」を防ぐ働きがあることもわかってきています。認知症やアルツハイマー病が社会問題となっている今、関心が高まっています。
毎日卵黄レシチンを召し上がることにより、健康の維持に役立てていただければと思います。

レシチン、卵黄コリンの基本「卵殻は優れたカルシウム剤」

  • レシチン、卵黄コリンの基本

    • 「卵殻は優れたカルシウム剤」

卵からヒヨコが生まれるとき、ヒヨコの骨格は主として卵殻からカルシウム分をとり込んで作っています。

つまり卵殻も生体を構成する一部分といえるでしょう。

厚労省の調査によりますと、日本人の摂取栄養素のうち所要量に対して不足しているのは、カルシウム分と食物繊維です。

カルシウムの所要量0.6グラムのうち、89%しかとられていないといいます。

カルシウム分が不足しますと、骨量が減少して腰痛や骨折をおこしやすくなり、骨粗鬆症へと進行します。特に女性は閉経後急激にカルシウム分が不足し、現在、65歳以上の日本人女性の50%が骨粗鬆症といわれています。

人間の血液中にはいつも一定量のカルシウム分が必要で、骨はカルシウムの貯蔵庫になっています。

カルシウムの代謝は、古い骨を溶かして血中へ送り込む(骨吸収)、カルシウムを骨に送り返して新しい骨を造る(骨形成)、このサイクルがいつも働いていて、血液中のカルシウムは毎日0.15グラムぐらい尿に排泄されているといいます。

また便にも0.45グラムぐらい排出されています。

その分の0.6グラムを毎日食事からとらないと、カルシウム不足になり、骨からどんどん溶け出してカスカスの状態になり、骨粗鬆症へと進行するわけです。

それではカルシウムをなにからとったらよいのでしょうか。

日本の土壌はカルシウムの含有量が少ないので、野菜などに含まれるカルシウム分も少なめになっています。それに、カルシウム分を多く含む牛乳や乳製品の摂取量も欧米に比べると少ないので、カルシウム摂取が平均的に見て不足がちになるわけです。

昔の日本食の特色であった小魚をまるごと食べる習慣も今日では少なくなり、高級魚のさし身とか切り身の魚を食べるようになって、一層カルシウム不足に拍車をかけています。

そこで、カルシウム源として身近にある卵殻を利用してはいかがでしょうか。

卵殻の主成分は炭酸カルシウムで、卵殻100グラム中に約38グラムのカルシウムが含まれています。一日の所要量0.6グラムをとるには、卵殻約2グラムをすりつぶして食べればよいことになります。

つまり、一個の卵には約10グラムの卵殻がありますので、毎日、その5分の1を、よく洗ってすりつぶせばよいわけです。

その食べ方としては、酢に溶かして酢の物の料理に使ったり、卵殻をザラザラが感じないぐらいによくすりつぶして、ご飯をたくときにまぜたり、ふりかけに混ぜてもよいでしょう。

また酢卵を作って、毎日少量ずつ、ハチミツなどと召し上がるのも一つの方法です。

酢卵は、きれいに洗った卵をカップ一杯弱の醸造酢にまるごと入れて四〜五日おくだけで簡単にできます。民間療法として、古くから高血圧症などさまざまな病気に効果があるとされてきたものです。

卵殻は、各種のカルシウム剤のなかでも最も消化吸収されやすい部類に属しますので、お年寄りでも問題なく消化されます。

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