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卵のレシチンには血液中の善玉コレステロールを増やす作用があります。善玉コレステロール値の高い人を、ヨーロッパやアメリカでは長寿症候群、つまり「長生きする人たち」とよんでいます。
このレシチンが脳をサポートし、「記憶の老化」を防ぐ働きがあることもわかってきています。認知症やアルツハイマー病が社会問題となっている今、関心が高まっています。
毎日卵黄レシチンを召し上がることにより、健康の維持に役立てていただければと思います。

レシチン、卵黄コリンの基本「細胞膜はレシチンで作られている」

  • レシチン、卵黄コリンの基本

    • 「細胞膜はレシチンで作られている」

卵黄レシチンの場合、頭の部分と二本の足から成り立っていて、一つの足が飽和脂肪酸、他の足が不飽和脂肪酸、そして頭の部分にリン酸とコリンがあります。

人間の身体は、60兆個の細胞から成り立つといわれています。

それぞれの細胞膜がどのような物質で作られているか、長い間、関心をもたれてきましたが、近年、この膜がレシチンの二重構造によってフィルムを形成している、と明らかにされています。

二重構造の形は、脂肪酸の足がお互いにくっつき合って内部にあり、頭の部分を外側に向けています。

この姿が生理的活性を生み出す理由であろう、と考えられています。

というのは、頭の部分は親水、つまり水によくなじむ性質をもっていますので、血液によって運ばれてくるたんぱく質などを細胞内にとり込むことに役立つというのです。

その他に、細胞が生活するために必要な糖分などもとり込んで細胞に供給しています。

細胞膜にはレシチンの外に、膜の強度を強めるために、たんぱく質やコレステロールが配置されています。

そして足の部分の不飽和脂肪酸が酸化するのを防ぐため、ビタミンEなどがやはり膜の中に含まれています。

人間の体の巧妙な構造は、何億年もの進化の過程で作られてきただけに、実に神秘的なもので、科学の進歩によって一枚ずつベールがはがされていますが、まだまだ不可解な面が多くあります。

細胞の内部には、ちょうど水を張ったような状態になっており、これを細胞質とよびますが、その中に浮いている器官がたくさんあります。

それらの器官はすべて生体膜で包まれていて、この生体膜もレシチンでできています。

細胞内の一つの器官であるミトコンドリアでエネルギーが作られています。

われわれが動いたり、考えたり、息をしたりする、つまり活動するエネルギーは、たとえば心臓や肝臓といった特定の臓器や筋肉などで作られるものではありません。

実に60兆個の細胞のそれぞれの内部で作られているのです。

ひとつひとつの細胞内へ、酸素とエネルギー源になるブドウ糖や脂肪がとり込まれ、ミトコンドリアでエネルギーが作り出され、その燃えかすが細胞から外へ排出されます。

生体膜や細胞膜を形成するレシチンは、そういった生活物質の出し入れに非常に好都合な機能をもっているわけです。

つまりレシチンは、人体において極めて重要な物質であることがわかります。

したがって、それを充分に補充するために、レシチンを多く含んだ食品の摂取につとめなければならないということなのです。

レシチン=卵黄コリンの健康効果にご興味がある方は、レシチン=卵黄コリンサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

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